2010.02.19 Friday
とろける鉄
うちの会社には溶接のプロフェッショナルが5人いる。
溶接とは、鋼材で形を造っていく上で大事な作業。
文字通り、鉄等をとろけさせながら、くっつけていく。
半自動溶接、アーク溶接、アルゴン溶接、スポット溶接・・・
いろいろな溶接法があるが、うちの5人の職人には
それぞれが得意とする分野があり、分業体制でやっている。
少し前に話題になっていた「とろける鉄工所」という漫画を読んだ。
広島の小さな鉄工所が舞台。
溶接職人たちの生活や仕事上での様々なできごとを面白く描いている。
うちの溶接職人たちもそうだが、バリバリと溶接している姿はカッコイイ。
炎が飛ばしながら、ときどき、面(溶接の火をみると火傷するため必ず面をして行います。)
をはずして、目を細めて製品の出来を確認する。。。。
そのしぐさがなんとも「職人」という一種、孤高の雰囲気をかもしだしている。
職人さんたちはいろんな「こだわり」がある。
工具の扱い方、置き場所、溶接のやりかた・・・・・
そんな、溶接職人でなければわからないレアなことまで
このマンガはリアルに描いている。
世の若者たちが、このマンガを通して、ものづくりの面白さ、職人のかっこよさを
知ってくれたらと思う。
とにかく、ものづくり産業を根っこから支えている職人さんは、カッコイイのだ☆